折り加工には、二つ折り、三つ折り、四つ折りといった基本的なものから、それらを組み合わせた**「巻き三つ折り」「外三つ折り(Z折り)」「観音折り」など、さまざまな種類があります。その他、十字折りや蛇腹折り**など、用途に応じた特殊な折り方もあります。
代表的な折り加工の種類
二つ折り
- 概要:印刷物を最も基本的な形である二つ折りにします。
- 特徴:ページ数が少なく、手軽に情報を見せたい場合などに適しています。
三つ折り
- 概要:印刷物を三つ折りにします。
- 特徴:
- 巻き三つ折り(内三つ折り):一面を内側に折り、もう一面をかぶせるように折ります。
- 外三つ折り(Z折り):山折りと谷折りを交互に繰り返し、ジグザグに折ります。
四つ折り
- 概要:印刷物を四つ折りにします。
- 特徴:
- 巻き四つ折り:四つ折りを重ねて巻くように折ります。
- 直角四つ折り:十字に折る加工です。
その他の折り加工
- 観音折り:観音開きのドアのように折りたたむ加工です。
- 蛇腹折り:蛇腹のように折りたたむ加工で、外四つ折りなどがあります。
- 十字折り:紙面を十字に折る加工で、四つ折りの一種です。
- DM折り(二つ折り+巻き三つ折り):二つ折りにした後に巻き三つ折りにする加工です。
どんな時にどの加工を選ぶか
- 持ち運びに便利なパンフレットには、**「巻き三つ折り」や「外三つ折り」**がよく使われます。
- 情報量が多い場合は、**「観音折り」や「十字折り」**でページ数を増やせます。
- DM(ダイレクトメール)には、**「DM折り」**など、開封する際の仕掛けを兼ねた折り方があります。